倒産後の従業員の生活が心配だ

会社が倒産した後の従業員の方の生活はどうなるのでしょうか?

  1. 会社を破産させると、会社に資産があっても、概ね、公租公課(法人税、消費税、社会保険料など)、労働債権(給料など)の順番に弁済されます。したがって、なるべく給料の延滞のないように処理する必要があります。

  2. どうしても給料を支払うことができなかった場合、あるいは退職金を支払うことができなかった場合、一定の範囲で、独立行政法人労働者健康福祉機構による立替制度があります。この制度を利用するためにも、会社は速やかに手続を進める必要があります。

    詳細は独立行政法人労働者健康安全機構の「未払賃金の立替払事業」を参照してください。

  3. 従業員の方を会社都合により解雇すれば、直ちに失業保険の給付を受けることができます。

会社が倒産した以上、従業員の方の生活の面倒を見ることは不可能ですが、少しでも従業員の方の生活を再建するためにも、会社としては適切な処理を行うべきです。当事務所は、この点についても配慮したうえで手続を進めてまいります。