会社更生

1.会社更生とは?

会社更生とは、裁判所で行う再建型の法的倒産手続です。民事再生と並ぶ再建型の法的手続であり、民事再生と比べると、株式会社のみが対象であり、管財人が選任され、従来の経営陣が退陣することが原則です。担保権や租税債権にも効力が及ぶ強力な手続です。

2.会社更生手続の特徴

  1. 対象となる債務者は株式会社に限られます。
  2. 原則として従来の経営陣は退陣し、更生管財人のもとで会社の再建が進められます。
  3. 担保権者、租税債権者も更生手続内に取り込まれます。
  4. 更生計画の可決要件は、株主については議決権総数の過半数、更生再建については議決権の総額の2分の1超、更生担保権については期限の猶予を定める場合は議決権の総額の3分の2以上、減免等を定める場合は議決権の総額の4分の3以上、清算を内容とする場合は議決権の総額の10分の9以上の賛成が必要です。
  5. 大企業向けの手続であり、裁判所に納める予納金も、上場・非上場、負債総額、資本金の額、債権者数などにより2000万円台から7000万円台と高額なものとなっています。

3.会社更生手続の流れ

おおよそ以下のような流れになります。

裁判所への事前相談

申立て・保全管理命令

開始決定

更生計画案の提出

付議決定

決議集会

認可決定

更生計画の遂行

終結決定