任意整理

1.任意整理とは?

裁判所における自己破産、個人再生、特定調停も含めて、債務を整理することを総称し、広い意味で債務整理と言うことがあります。これに対し、狭い意味での債務整理とは、裁判所外で債権者と個別に交渉して、長期分割返済や債務免除を受けたりして整理することを言います。狭い意味での債務整理を任意整理とも言います。

2.任意整理の手順

おおよそ以下のような流れになります。

  1. 当事務所からサラ金や信販会社などに受任通知を行い、過去の取引履歴の開示を求めます。弁護士などの通知により、貸金業者の債務者に対する取り立ては禁止されます。

  2. 利息制限法所定の制限利率を超過している貸付けについては、同法所定の制限利率により引直計算を行って、法律上適法な残高を確定します。

  3. 過払いとなっている場合には過払い金返還請求を行います。

  4. 債務が残っている場合、返済可能な毎月の返済額を各債権者に割り振って、分割により返済する旨の交渉を行います。

  5. 交渉がまとまれば示談書を作成し、返済を開始していただきます。

  6. 任意整理が困難であることが判明した場合には、御相談のうえ自己破産や個人再生に移行することもできます。

3.任意整理の費用

(1)着手金

原則として債権者1社当たり20,000円(税別)

(2)報酬

原則としていただきません。

ただし、過払金返還を受けた場合、約定利率による残額の減額分の10%(税別)と過払金返還額の20%(税別)の合計額を報酬としていただきます。

(3)実費

訴訟を提起する場合の印紙代、郵券、その他諸経費